境内の樹木

タラヨウ樹  樹齢300年以上、高さ17メートルのタラヨウ樹。京都市指定保存樹です。葉の裏に文字が書けることから、紙が出来る前は写経、恋文、手紙として使われていました。葉書の語源とされているそうです。

ねじき樹  樹齢300年以上のネジキ。幹が成長するにつれねじれていくのが特徴です。

枝垂桜  當山の枯山水のメインになっている桜です。年齢もあって今は花の数が全盛期の10分の1程になってしまいましたが、毎年春に綺麗な花を咲かせ、境内を飾ってくれています。

木斛(もっこく)

天台烏薬(てんだいうやく)

五色椿(ごしきつばき)


























天台烏薬は中国南部原産のクスノキ科の常緑低木で、日本では紀伊半島や四国、九州などわりに暖かな地方に野生化しています。江戸時代の享保年間に日本に薬用として入れられたことが、小野蘭山の「本草綱目啓蒙」に出ています。大きくなると3メートルほどにもなります。根は烏薬(ウヤク)とも呼ばれ樟脳に似た香気があり、健胃薬にされています。
春に葉腋から薄黄色の小花を出して散形花序になり咲きますが雌雄異株の植物です。結実すると、やや楕円形の1cmに満たない果実をつけ秋になると緑色から黒色へ熟します。果実を搾って油をとり灯用にしたこともあったようです。紡錘型になった根を冬から春に掘り上げて日干しで乾燥して使用します。漢方では、気のめぐりを良くして胃腸をじょうぶにするとされて、芳香健胃薬として用いられています。現在では「日本薬局方」にも「ウヤク」として収載されています。ボルネオール、リンデランやリンデレンなどのテルペン類などの精油成分が含まれているため、根を折ると樟脳に似た香りがして薫香料としても使用されています。


ツバキの園芸品種のひとつです。淡いピンクにピンクの縦絞りが基本色ですが、白色や紅色、ピンク、白覆輪などに咲き分かれます。

 





































































































葉が美しく樹形が整うため、庭木として庭園に植栽されるほか、堅く美しい赤褐色をおびる材を床柱のような建材、櫛などの木工品の素材として用いる。また、樹皮は繊維を褐色に染める染料として利用される。